条件付入学(Conditional Admission)

大学の中には、英語能力以外の条件が入学基準に達していて、英語力のみが不足している(大学の求めるTOEFLの最低点に満たない)留学生に、英語研修の受講を義務付けることを条件に入学を許可するところがあります。その場合は、 大学に付属している英語研修所(一般に ESL/IEPなどと呼ばれる)があればそのプログラムか、他大学の英語研修プログラムで一定期間、留学生のための英語のコ-スを受講させます。その結果、各大学の定める TOEFLの最低点や英語研修 プログラムの一定レベルをクリアできれば、正式に大学への入学が許可され、大学の正規の授業を受けることができます(大学によっては、英語研修と大学の正規の授業を並行して履修できる場合もあります)。このような制度を持つ大学は 1,200校以上あります。

しかし、条件付き入学においては、
1.英語力が向上しない限り正規の学生としての入学は許可されないので、留学期間が長引き経済的にも明確な予定が立てにくい、
2.初めから条件付き入学という出願枠があって応募するのではなく、大学側が総合的に判断して出願者の中から条件付き入学者を決定する、等の事情を留意する必要があります。

なお、条件付き入学における英語研修の受講は、大学学部課程出願者に英語力のみが足りない場合の措置ですので、大学付属の英語研修所へ語学留学生として入学することとは異なります。英語研修所と大学は別個の教育機関ですので、後者の場合はあくまで語学研修所への入学となり、そこで英語力が向上したからと いって、必ずしもその研修所の母体である大学の学部課程に入学が許可されるとは限りません。学部課程への入学には、英語力以外の出願条件も満たして改めて出願する必要があります。