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米国人対象フルブライト スペシャリスト プログラム
日本国内受け入れ機関 募集要項

2024年度国内受け入れ機関募集要項

日米教育委員会は米国人フルブライト スペシャリストの招へいを希望する受け入れ機関(大学等)を募集致します。

趣旨

2~6週間、米国のスペシャリスト(主に大学等、高等教育機関の研究者)を招へいし、日本の受け入れ機関において特別講義、セミナー等を実施することにより、日米間の研究機関の連携を深め長期的な教育交流の発展を促進する。


募集チラシダウンロード

日本でのスペシャリストの具体的な活動内容

受け入れ機関(大学等)とスペシャリスト双方の合意に基いた学術活動。特別講義、セミナー、ワークショップ、アセスメント、ファカルティ・ディベロップメント、カリキュラム開発、共同プロジェクトなど。複数の機関での特別講義等も含めることができますが、その場合は主となる受け入れ機関(ひとつに限る)が責任をもってすべての活動内容を調整、準備する必要があります。

招へい期間

2024年7月1日~2025年6月30日の間に開始・終了し、期間は最短2週間~最長6週間(来日、離日に関わる移動日を含む)。

採択数

第一期、第二期合わせて5件程度。詳細は下記

経費

① コストシェア:全分野対象。受け入れ機関と米国国務省双方による費用分担。詳細は下記

② 米国国務省による全額費用負担:優先される分野対象。

「スペシャリストの研究対象分野」は下記

招へい申請方法

受け入れ希望機関は、日米教育委員会に所定の申請書(英語)をメールの添付にて提出してください。申請書の提出時期は以下をご確認ください。

① コストシェア プロジェクト(全分野対象)
☆募集数 5件程度
☆申請・審査日程

<第一期> 2024年7月1日~2024年12月31日の招へい
申請書提出締め切り日:2024年1月31日(水) 
日本国内での審査・結果の通知*:2024年3月下旬(予定)

<第二期> 2025年1月1日~2025年6月30日の招へい
申請書提出締め切り日:2024年7月31日(水) 
日本国内での審査・結果の通知*:2024年9月下旬(予定)

② 米国国務省 全額費用負担プロジェクト(優先される分野 対象)
☆募集数 若干数
☆申請・審査日程

2024年7月1日~2025年6月30日の招へい
申請書提出締め切り日:2024年1月31日(水)
日本国内での審査・結果の通知*:2024年3月下旬(予定)

※選考や手続きの状況により、招へい期間の調整をしていただく場合がございます。予めご了承ください。


*日本国内での選考を通過しても、その後の米国における最終選考を通過し、承認が下りる保証がないことをご了承ください。
下記「申請から来日までの流れ」チャート参照。

1~12ページを提出。13ページ以降は申請書に記入するのに必要な対象分野(academic field)リストになります。メール本文に担当者名、連絡先を明記してください。
※「優先される分野」で、米国国務省 全額費用負担プロジェクトに選出されなかった場合、コストシェアプロジェクトとしての選考を希望するか否かを明記してください。

<注意事項>

日本では招へいするスペシャリストを指名したプロジェクト(Named-project)のみ受け付けており、同一スペシャリストが同一招へい期間内に複数回来日する Multi-visit (serial) Project は受け付けません。 また、米国協力機関がスペシャリストと招へい希望機関をマッチングする Open Project は行っておりません。

受け入れ機関について

対象となる機関

日本国内の高等教育機関(大学等)、政府機関、文化施設(美術館、博物館等)、非政府組織(シンクタンク等)、医療機関(公衆衛生関連施設、医療教育施設等)。大学レベルでの講義やワークショップ、機関間の国際連携を促進するための活動内容を含めることが望ましい。

注)下記は受け入れ機関対象外です。
米国の機関、大学等。米国に拠点を置く機関、大学等。一般の営利目的の企業、事業法人等。

招へい受け入れ対象機関について(詳細)は、
こちらをご確認ください。

経費

①コストシェア:全分野対象。受け入れ機関と米国国務省双方による費用分担。

☆受け入れ機関の負担:
  • 来日中の滞在費: 宿舎(大学の宿舎、ホテル等)、食費等。現物支給可。
  • 国内交通費
  • ※スペシャリスト本人が国内での経費を負担することは認められていません。

☆米国国務省の負担:
  • 往復国際線旅費
  • 謝礼(一日あたり200ドル。プログラムが無事終了し米国帰国後、スペシャリスト本人に支払われます。)

② 米国国務省による全額費用負担:優先される分野対象

・往復国際線旅費 ・謝礼(一日あたり200ドル)
・来日中の滞在費:宿舎(大学の宿舎、ホテル等)、食事等
・国内交通費
・追加交通費 100ドル

招へいスペシャリストについて

招へい可能なスペシャリスト(研究者)

日本での活動を希望する時期まで有効であるロスター(Fulbright Specialist Roster)と呼ばれるリストに登録されている研究者。


登録が済んでいない研究者は対象外。


登録できるスペシャリストの
資格要件(詳細)はこちら

同一スペシャリストが複数回プログラムに参加する場合は、前回の参加終了日から2年以上経過している必要があります。
また、以前スペシャリスト プログラムに参加したことのない研究者が優先されます。

ロスター未登録者を招へいするには時間がかかります。未登録者本人が米国において登録手続きを行うには数カ月かかります。

スペシャリストの研究対象分野

  • Agriculture
  • American (U.S.) Studies
  • Anthropology
  • Archaeology
  • Biology Education
  • Business Administration
  • Chemistry Education
  • Communications and Journalism
  • Computer Science and Information Technology
  • Economics
  • Education
  • Engineering Education
  • Environmental Science
  • Law
  • Library Science
  • Math Education
  • Peace and Conflict Resolution Studies
  • Physics Education
  • Political Science
  • Public Administration
  • Public/Global Health
  • Social Work
  • Sociology
  • Urban Planning

さらに詳しい分野については申請書の13ページ以降を参照ください。

優先される分野
  • Climate Change
  • Cyber Security and IT
  • DEIA (Diversity, Equity, Inclusion and Access)
  • Entrepreneurship
  • Media Literacy/Countering Disinformation
  • Public Administration
  • Disaster Response
  • STEM
  • Public/Global Health (including Mental Health)
なお日米教育委員会が奨励する学術分野に含まれていることが必要です。

1. 米国の研究 2. インド太平洋地域における日米関係 3. 現代社会の諸問題 4. グローバル社会の課題 5. 教育

対象とならない分野

英語教育(教員養成、カリキュラム、アセスメント等含む。)
患者と直接接する臨床医学。

申請から来日までの流れ

併せて相関図をご覧ください。

 受け入れ希望機関は、米国人スペシャリストと直接連絡をとり、来日の時期・活動内容を協議する。
スペシャリスト本人は事前に、日本での活動に有効なロスター登録が必要。
 双方の合意内容に基づき、日本の受け入れ希望機関は締め切り日までに、日米教育委員会に招へい申請を行う(所定の申請用紙を提出)
 当委員会にて日本国内の選考
 当委員会から選考結果を米国側(World Learning, ECA, FFSB)に提出
注)日本国内での選考を通過しても、米国での最終選考を通過し、承認が下りる保証がないことをご了承ください。
 米国での最終選考(最終結果の通知はプロジェクト開始の2~4カ月前)
 来日に向けて最終確認
米国人スペシャリスト来日・プロジェクト開始

参考リンク

問い合わせ先

日米教育委員会 URL:https://www.fulbright.jp
フルブライト交流部
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル207