日本人対象 奨学金の種類

フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム

フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラムとはアメリカの大学で日本語を教えながら、

ことを目的とした9カ月の学位取得を目的としないアメリカ留学奨学金プログラムです。

プログラムの詳細については、Institute of International Education - Foreign Language Teaching Assistant Programをご参照ください。

<2026年度募集について>

 2026年度募集より、オンライン登録が必要になりました。

募集人数

若干名(日米教育委員会から推薦されても最終的に全員が派遣されるとは限りません)

奨学期間

2026年8月頃~2027年5月頃(9カ月間)

オンライン登録期間

2025年3月1日(土)~2025年5月1日(木)

申請書提出締切日

2025年6月1日(日)消印有効

なお、多く寄せられるお問合せに関しては、「FAQ(よくある質問)」としてこのページの下部に掲載しましたので、日米教育委員会にお問い合わせになる前に必ずお読みください。

Fulbright FLTA フェローとして

活動内容

支給内容

応募資格

派遣法の適用について

公立学校の教員の場合、「外国の地方公共団体の機関等に派遣される一般職の地方公務員の処遇等に関する法律」(派遣法)に基づき、地方公務員の身分を保有したまま、プログラムに参加することが可能です。
ただし、派遣先が私立大学である場合、派遣法が適用されるためには、派遣法第2条第1項第4号に基づき、各地方公共団体の条例で、外国の私立の教育機関が含まれるような規定がなされている必要があります。
各自治体(教育委員会)によって扱いが異なりますので、FLTAに応募する際にご自身で自治体(教育委員会)にご確認ください。

求められている人物像

ビザ

フルブライト奨学生はすべて、米国入国に際して「政府スポンサーの交流訪問者」("J-1"/government-sponsored exchange visitor)のビザ(査証)を取得しなければなりません。このビザは訪米目的終了後、直ちに日本に帰国することを義務づけ、さらに米国に再入国する場合、帰国後通算2年間日本に滞在した後でないと、いわゆる移民(immigrant, permanent resident)、短期役務("H"/temporary worker)、会社転勤("L"/intra company transferee)等のビザを申請することができません。しかし、 再入国の際の身分(ビザの種類)によっては、この「2年間の自国滞在義務」の制限を受けないこともあります。なお、FLTAプログラムは同伴家族のためのビザは発行できませんので、単身で渡米することになります。

重要事項

申請方法および申請書類について

 応募には、事前のオンライン登録が必要です。(2025年5月1日締め切り)

提出書類はオンラインでIIEに提出するものと、紙媒体で日米教育委員会に郵送するものとがあります。
2024年6月1日は紙媒体の提出期限です。オンライン登録、オンライン願書を先に完了させなければ、紙媒体の書類が提出できないので、下記STEP1から書類の準備を進めてください。

STEP 1
受付期限
2025年5月1日(木)

オンライン登録
受付は2025年3月1日12:00~5月1日23:59 (日本時間)です。
5月2日0時を過ぎますと、ページ入力途中であっても登録はできません。締め切り間際にエラーが発生し、登録できないなどの理由でご連絡をいただいても対応出来かねます。時間に余裕を持って、必ず5月1日までに登録を完了させてください。

オンライン登録について 

オンライン登録後、資格要件が確認できた方にはメールで通知いたします。資格要件を満たしていない場合にも、その旨通知いたします。STEP 2のオンライン願書の作成には時間がかかりますので、オンライン登録と並行して作成を進めることをおすすめします。

STEP 2

オンライン願書を作成し、オンライン上で提出する。
オンライン願書(準備中)
Instruction(2025年度版)  を参照しながらオンライン願書を作成してください。

オンライン願書に含まれる主な書類
(下記2~3はあらかじめワード等でデータを作成し、PDFファイルに変換しておいてください)

  1. 英文成績証明書、英文卒業証明書または英文卒業見込み証明書、在籍証明書(該当者のみ)(現在在学中の場合は発行後3カ月以内の証明書のみ有効)
  2. エッセイ Objectives and Motivations (2ページ以内)
  3. Resume/Curriculum Vitae(履歴書)(英文の後に和文の履歴書を繋げて1つのファイルにしたもの、書式は自由)
  4. TOEFL/IELTSスコアレポート
  5. 英文推薦状3通(推薦人がオンラインで提出)

STEP 3

  1. オンライン願書を提出すると、申請者本人の控えとしてPDFファイルが出力できるようになるので1部印刷する。
    印刷方法は両面、白黒。
  2. 左肩をホチキスでとめる。

STEP 4
提出期限
2025年6月1日(日)
消印有効

下記の書類を日米教育委員会宛に郵送する。オンライン願書を提出していても、下記の書類が期限までに提出されなければ、申請は無効となります。

  1. STEP 3の願書

いかなる場合でも、次のものは受け付けません。

  • 2025年6月2日以降の消印がついた郵便、バイク便、宅配便
    ※発送時に郵便局が閉局していたという理由で、締め切りを延⾧することはできません。必ず郵便局の開局時間を予めご確認ください。
  • 消印のないもの(後納郵便等)

申請書類郵送先

〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル207
日米教育委員会 フルブライト交流部 宛

選考日程

2025年3月1日~5月1日

オンライン登録

2025年6月1日(消印有効)

申請書類一式提出締切

2025年7月~8月

書類審査および面接審査
書類審査通過者には面接日時等の詳細を約1~2週間前にメールにて通知します。

2025年9月

日本国内選考結果の通知

選考結果は、9月下旬頃に当委員会よりメールにて通知します。当委員会は、審査委員の推薦に基づいて奨学生候補を米国国務省に推薦し、国務省およびIIEが最終選考を行います。

2026年4月~5月

派遣大学決定(最終結果発表)

2026年8月~

渡米・各派遣大学に赴任

FAQ (よくある質問)

Q1. FLTAはいつ始まったプログラムですか?

1968年に開始したプログラムですが、日米教育委員会では2008年より実施しています。2026年度で19度目の募集となります。

Q2. 2026年3月卒業見込みですが、応募できますか?

応募できます。但し、2026年3月末までに学位が取得できなかった場合は、最終選考まで残っていても失格となります。

Q3. 現在海外在住ですが、応募できますか?

2025年6月1日時点~2026年FLTAプログラム開始まで、日本在住であれば登録可能です。

Q4. 公立学校の常勤教員ですが、FLTAにはどのような扱いで参加できますか? 派遣法は適応されますか?

各自治体(教育委員会)によって扱いが異なりますので、FLTAに応募する際にご自身で自治体(教育委員会)にご確認ください。

Q5. 推薦状はどこに提出すればよいですか?

願書の該当欄に推薦者名を記入した3名分の推薦状が必要です。推薦状は推薦者より直接オンラインで入力・提出していただきます(Recommenderとして登録されるとメールで入力サイトへの案内が推薦者に送られますので、その旨予め申請者から推薦者へお知らせください)。

Q6. 推薦状を依頼したい人が英文で推薦状を書くことができません。日本語の推薦状でも良いでしょうか?

推薦者が英文で推薦状を書くことができない場合は日本語でも受け付けますが、その際は、応募者本人ではなく第三者による英訳を必ず添付してください。推薦状原本には推薦者の署名、また、英訳の最後に翻訳者の署名も必要です。和文・英訳分をまとめてひとつの PDF ファイルにしてアップロードしてください。

Q7. 英文成績証明書・卒業証明書はどこに提出すればよいですか?

原本を1通取り寄せ、スキャンし、PDFファイルにしてオンライン願書にアップロードしてください。証明書をスキャンする際、「複写」「COPY」等の文字が出ても構いません。白黒コピー可。成績評価や単位に関する説明が裏面に印刷されている場合は、裏面もスキャンしてください。

Q8. TOEFLまたはIELTSのスコアレポートはどこに提出すればよいですか?

スコアレポートは、PDF形式のもの(スコアレポート原本のスキャン、またはオンラインのスコアレポート画面)をオンライン願書にアップロードしてください。郵送は受け付けません。

Q9. オンライン願書提出までに受験したTOEFL(またはIELTS)のスコアが基準点に達していないのですが、応募は可能でしょうか?

可能です。TOEFLは79-80点、IELTSは6.0が基準点ですが、応募可能なスコアの目安はTOEFL70点台、IELTSは5.5です。ただし、オンライン願書提出後、2025年12月末までにTOEFL(またはIELTS)を再受験し、基準点をクリアしたPDF形式のスコアレポートを日米教育委員会へメール添付にてお送りください。スコア未達の場合も必ず指定期間内に受験したスコアレポートをオンライン願書にアップロードしてください。

Q10. 健康診断書はいつ提出すればよいでしょうか?

翌年春に派遣大学が決定した後に必要になります。応募時には不要です。

Q11. このプログラムで米国に入国するのに必要なビザは何ですか?

他のフルブライト奨学金プログラムと同様にJ-1 (「政府スポンサーの交流訪問者」)査証を取得しなければなりません。この査証はフルブライトでの留学目的が終了後、直ちに日本に帰国することが義務づけてられています。さらに、帰国後通算2年間日本に滞在した後でないと、アメリカへ移民、永住(いわゆるグリーンカード) 、短期役務 (Hビザ)、会社転勤(Lビザ)等のビザは申請出来ません。
この「2年間自国滞在の義務」は、日本に在住しなければ果たせません。自国(日本)以外の国へ在住しても自国滞在義務は果たしたことにはなりません。

Q12. FLTAプログラム参加後に、「フルブライト奨学金大学院プログラム」または「大学院博士論文研究プログラム」に応募できますか?

上記のプログラムへの応募は可能ですが、2度目のフルブライトとなりますので、初めての申請者の方が優先される場合があります。

Q13. 派遣大学はどこになりますか?

派遣先は毎年変わります。2026年度派遣先については2026年4月~5月の最終決定時までわかりません。過去の派遣先については奨学生紹介リストをご参照ください。

説明動画

FLTA参加者のレポート